自動車の廃車の手続き

自動車の廃車とは、自動車の本来の用途における使用をやめ、車籍を抹消し、廃棄することです。自動車の廃車は、抹消登録の手続きを行うことでナンバープレートが取り外され、廃車となります。抹消登録の方法は、永久抹消登録と一時抹消登録のどちらかを所有者が選択することができます。それぞれ、法律で定められています。
20代の頃に車にひかれた経験があります。飛ばされて救急車で病院に運ばれました。交通事故は初めての経験でありました。その後保険を使って治療をしてくださいということで半年ほど通院をしました。おかげで現在では痛みなどはありませんが二度と交通事故には遭いたくないと思いました。自分もだけど安全運転を心がけなくてはなりませんね。
 ◇国内外のアーティスト活動 豊かな自然、開放的な住民
 徳島市から南西へ車で約40分。吉野川の支流、鮎喰川流域に広がる徳島県神山町は、県内最大のスダチの産地として知られ、自然あふれる山あいの里だ。過疎化など中山間地域にありがちな悩みを抱えながらも、近年、国内外のアーティストが滞在して活動したり、都市部からの移住者が増えたりと、元気な話題に事欠かない。多くの人が集まる魅力は何なのか。緑深まる町内を巡った。【大原一城】
 桜や紅葉のスポットで、以前に取材で訪れたことのある県立神山森林公園から町内巡りをスタートさせた。89年に開園し、標高495メートルの西竜王山の南側に広がる。約11万本の木々が四季折々の表情を見せ、森林浴や花見に来る人が絶えない。
 公園入り口近くでベンチに腰掛けていた柏木綾子さん(90)=徳島市=と娘の清水扶さん(60)=徳島県石井町=親子に出会う。旧鬼籠野(おろの)村(現・同町鬼籠野)出身の柏木さんにとって、この公園は親子で過ごすのに絶好の場という。柏木さんは「神山はいい。今は市街地に住んでいるが、懐かしい気持ちになる」としんみり。
 「少し上まで登ると絶景ですよ」と教えてもらい、高台にたどり着いた。眼下には遠く徳島市などの町並みが広がり、真ん中を吉野川が貫く。園内も一望でき、新緑が日に照らされて輝いていた。
 山を降り、町の中心部へ。町を東西に走る国道438号沿いにある道の駅「温泉の里神山」に立ち寄る。駐車場には県外ナンバーの車も目立ち、店頭の産直市がにぎわう。
 ここの人気商品が、オリジナルの「旬感アイス」。地元の旬の農産物を加工したアイスクリームで、売り切れになることもしばしばという。お薦めの味を尋ねると、「今が旬の梅干しと新茶をどうぞ」。ピンクと緑のアイスが重ねて盛られた「ダブル」に童心に帰る。口にすると、シャリッと冷たい食感が広がる。神戸市内から旅行で訪れ、スダチ味を食べていた岩橋浩さん(66)は「濃厚で素材の味が出ている。こんなアイスを食べたのは初めて」とにっこり。
 スギやケヤキなど豊富な木材資源を活用した木工芸も名物の一つ。道の駅から国道を、併走する鮎喰川の上流方向へと走ると、特産の木工芸を展示即売する「ギャラリー杣人(そまびと)」が右手に見えた。
 「いらっしゃいませ」。出迎えてくれたのは、松井静江さん(62)だった。ギャラリーの店主で夫の佑夫さん(65)は、同町生まれの木工芸職人で、伐採から加工、漆塗りまでをほぼ一人で手掛けるという。03年には阿波の名工(徳島県卓越技能者)として表彰も受けた。
 木の匂い香る店内は、町産ケヤキなどを用いた箸や盆などが並ぶ。「お遍路さんをはじめ、県外からの客もよく来てくれるのがやりがい」と静江さん。自身も香川県の出身だ。
 町内を巡っていることを伝えると、寺や滝などを次々と教えてくれた。「日本の滝百選」に選ばれていると聞き、鮎喰川の支流、高根谷川をさかのぼった先にある「雨乞(あまごい)の滝」に興味を持った。
 狭い町道を抜けて駐車場に着いたが、看板の案内を読むと、約20分歩かなければならないらしい。細く傾斜の急な遊歩道を登り、途中、「うぐいすの滝」「もみじ滝」など4つの小さな滝を横目に、徐々に胸が躍る。
 急さを増す坂道を登り続けると突然、視界が広がり、ごつごつした岩の向こうに真っすぐに落ちる滝が見えた。想像以上のスケールだ。滝は夫婦滝で、頭上27メートルの高さから落ちるのが「雄滝」、その向かって右側に落差45メートルを3段に落ちるのが「雌滝」と呼ばれる。
 近づくと、顔に当たる水しぶきが気持ちいい。「雨乞」の名称は、かつて農民が滝の前で、鐘や太鼓を打ち鳴らし雨乞いの儀式をしたことにちなむという。先人の気持ちも分かるような荘厳な空間だ。
 気付くと、後ろにカメラを構える男性がいた。三重県鈴鹿市から訪れた会社員の森本秀治さん(26)。祖父母が近隣に住んでおり、県内をよく観光して回っているという。「この滝は初めてだけど、さすがの迫力。ここまでの道のりも緑が豊かで、普段の生活とは全く違った気分になった」と大喜び。
 澄んだ空気と川の水に、木々の匂い。山に囲まれた土地ながら、住んでいる人は何となく開放的。そんな町に引かれて大阪から家族で移住し、パン屋を始めた上本光則さん(40)が、町の魅力についてヒントを語ってくれた。「ここに来て人との関わりが増えた。山の中だけど、いろんな人との出会いがあるんです」
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 神山町へは徳島市のJR徳島駅前から路線バスで約1時間。県立神山森林公園(神山町阿野)は入場無料で、約250台の駐車場がある。「雨乞の滝」(同町神領)へは町役場から車で約10分の距離にある駐車場から徒歩20分。道の駅「温泉の里神山」(同町神領、電話088・636・7077)の営業時間は午前9時〜午後6時で第3火曜定休。ギャラリー杣人(同町神領、電話088・676・1503)は午前10時〜午後5時で、毎週火曜定休。

6月14日朝刊

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